このページの本文へ

受験料は1万6200円!AWS認定試験に絶対合格するための4つのステップ

2017年04月18日 21時00分更新

文●D2Cスマイル

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

製品やサービスについて一定以上のスキルがあることを証明するためには、一般的な手段としてソリューションベンダーが提供する資格試験を受験し認定してもらうことが候補に挙げられます。

サーバやネットワークなどのシステムインフラをインターネットで提供しているクラウドサービスとして広く知られるようになったAWS(Amazon Web Services)でも、同様のAWS認定プログラムがあります。

今回は、AWS認定プログラムを受験する際に必要な基本知識や勉強方法など、認定試験に向けてやっておくべき4つのステップを紹介します。

AWS認定プログラムとは

AWS認定プログラムとは、AWSを利用したアプリケーションとインフラの設計、開発、運用に必要なスキルと知識があることを証明する試験制度のことです。

■認定プログラムの種類
2017年3月2日現在、3つの区分と2つのレベルのプログラムが提供されています。

■区分の種類(3種類)

  • ソリューションアーキテクト:AWSプラットフォームでの分散アプリケーションとシステムの設計スキルがある技術者
  • デベロッパー:AWSプラットフォームでのアプリケーションの開発と保守についての技術的な専門知識がある技術者
  • シスオペアドミニストレータ:AWSプラットフォームでのデプロイ、管理および運用における技術的な専門知識がある技術者

■レベルの種類(2種類)

  • アソシエイト(中級)
  • プロフェッショナル(上級)

■認定プログラムの試験料

  • アソシエイトレベル – 1万6200円
  • プロフェッショナルレベル – 3万2400円

認定を受けるメリット

認定を受けるメリットは大きく2つあります。

  1. AWSサービスについて正しい知識・スキルを身につけられる
    認定プログラムで求められる範囲は区分によって異なるが、共通で言えることはAWSを少し触っただけの曖昧な知識では合格できないとうことだ。ベンダー資格でありがちな「これを読めば合格できる!」的な攻略本もほとんどないことから、実際にAWSサービスを使用して細かな知識を正しく理解していることが求められる。逆に言えば勉強をするとAWSに関する正しい知識・スキルを身につけられる
  2. AWSサービスにおけるエキスパートであることを社内外へ証明できる
    AWSから認定されると認定ロゴを使用できる。社内外に対して一定の知識・スキルがあることをアピールでき、自身のキャリアアップにもつながる

合格するための4STEP

STEP 1 公式サンプル問題を解いてみる

AWS認定の準備」ページからダウンロードできるサンプル問題で勉強します。各認定プログラム概要説明ページのリンクからダウンロードできます。自分が今どの程度のスキルがあるのか、習得していない知識は何かを確認するのに最適です。

STEP 2 AWSドキュメント

サンプル問題集で自分が習得するべき知識やサービスが見えてきたら、AWSドキュメントを確認します。AWSドキュメントには各サービスの基礎的な概念や実際の操作方法が詳しく記載されいるので、熟読し基礎知識を習得します。

STEP 3  AWS クラウドサービス活用資料集

基礎知識が習得できたらより深くサービスを知るためにクラウドサービス活用資料集を読みます。

AWSドキュメントとは違い、サービスにおける重要な要点が簡潔にまとまっています。ただし、文章だけではイメージしづらい場面もあるので、必要であれば実際にサービスを触ることもしましょう。

特に、クラウドサービス活用資料集にある以下の資料は非常に役立ちましたので一読することをおすすめします。

  • コンピューティング
    1. Amazon EC2
    2. Elastic Load Balancing
    3. Auto Scaling
  • ストレージ & コンテンツ配信
    1. Amazon EBS
    2. Amazon S3
  • データベース
    1. Amazon RDS
  • ネットワーキング
    1. Amazon VPC
  • セキュリティ & アイデンティ
    1. AWS Identity and Access Management (IAM)
  • ソリューション別資料
    1. AWSにおけるセキュリティとコンプライアンス

STEP 4  模擬試験

STEP3が終わった段階で本試験を受けても良いのですが、先に書いたように個人で受けるには試験料金が高いです。

AWSではアソシエイト向け模擬試験(2160円)とプロフェッショナル向け模擬試験(4320円)が準備されているので、自分が十分に合格ラインなのか見極めてから受験することをおすすめします。模擬試験はネットからいつでも受験できます(本試験は全国にある指定の会場で受験します)。

模擬試験を受験するには「AWS 認定試験」サイトでアカウントを登録します。

最後に

説明をしてきた4つのSTEPで、合格はすぐそこに見えてます。後は自信を持って試験に挑むだけです。

認定試験は、今まで培ってきたAWSに対する知識や経験を確認するというきっかけ作りになると同時に、自身のキャリアアップへの武器の1つともなります。

ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

(記事提供:D2Cスマイル

Web Professionalトップへ

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています