Instagramインサイトだけじゃない!インスタ分析サービスを比較してみた

2016/12/27

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Instagramは、2016年11月、「ストーリー」でのライブ配信を発表、12月にもコメント機能をアップデートするなど(Facebookニュースルーム)、親会社であるFacebookにならった機能整備をすすめているのがうかがえます(関連ニュース)。

今回は、2016年、最大級に注目されたInstagram広告活用に不可欠なInstagramインサイトと、Instagram分析サービスについて紹介します。

無料で使える!Instagramインサイトとは

Instagramインサイトとは、2016年8月15日から日本でも導入開始されたInstagram解析ツールです。Instagramのビジネス向け新機能「ビジネスプロフィール」「インサイト」「投稿の宣伝」が日本でも利用できるようになりました。

Instagramインサイトは無料で利用できますが、利用するには次の3つが必要です。

  • Facebookアカウント
  • Facebookページ
  • Instagramビジネスプロフィール

Instagramインサイトでできることは大きく分けて、次の3つです。

  1. 週ごとの全投稿の数値確認
    アカウント全体で、その週に獲得した数値の総数が確認できる
    ・インプレッション
    ・リーチ
    ・プロフィールビュー
    ・Webサイトクリック
  2. 投稿のソート・数値確認
    すべての投稿を、指定した項目が多い順に並び替えられる
    ・インプレッション順
    ・リーチ順
    ・アクション順
    ・いいね!順
    ・コメント順
  3. フォロワー情報の確認
    フォロワーの属性やアクティブな時間帯などが把握できる
    ・男女比
    ・年齢層
    ・位置情報
    ・アクティブな時間帯

各種Instagram分析サービスについて比較まとめ

Instagramインサイトでも基本的な情報取得はできますが、他社アカウントの動向を分析し、マーケティング活用を深める場合はInstagramの分析サービスを利用する方が効率的でしょう。

既に数多くの企業に活用されている代表的なInstagram分析サービスから、今後注目のサービスまで、費用と比較ポイントに絞って紹介します。

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1. シェアコト

シェアコトは、SNSの運用代行からコンテンツマーケティング支援を強みとする株式会社シェアコトのInstagramレポートサービスです。

フォロワー増加数日別推移、フォロワー属性、時間帯投稿反応率、特定のハッシュタグ分析などInstagramで取得できる数値を網羅した見やすいレポーティングが特徴です。

【費用】
1回:5万円

【ポイント】

  • 単発でレポート作成依頼ができる
  • レポート形式はPDFのみ(パワーポイント、エクセルでの編集不可)

2. アイスタ

アイスタはnotari株式会社が運営するInstagram分析ツールです。

投稿した曜日と時間帯別の「いいね」数やフォロワー増加数を10段階表示したヒートマップなど、投稿すべきタイミングが一目でわかるレポートが特徴です。

【費用】
通常版:月額1000円 / 初月最大1カ月無料
プレミア版:月額30万円

【ポイント】

  • プレミア版ではユーザータグ分析、投稿時間帯分析、日別キャンペーンハッシュタグ分析、競合アカウント分析まで可能
  • プレミア版の費用が高額
  • 通常版で取得できる指標や利用できる機能が少ない(フォロワー増減数日別推移、「いいね数」「エンゲージメント率」のTOP3の投稿)

3. ナビスタ

ナビスタは「アイスタ」を運営するnotari株式会社と、Webマーケティングメディア「ferret」を運営する株式会社ベーシックが業務提携をしてリリースしたInstagram解析ツールです。

プロ版では「アイスタ」のプレミア版と同様の機能を利用できる点が魅力で、「アイスタ」の特徴であるヒートマップなど一部機能を除くものの、日別キャンペーンハッシュタグ分析、競合アカウントの日別のフォロワー数推移など他社分析に強みがあります。

【費用】
ライト:月額無料
プロ:月額3000円

【ポイント】

  • 費用がリーズナブルで、ライト版でも10日間はプロ版の機能が無料
  • 有料のプロ版を利用するとCSV形式のデータダウンロードが可能
  • ライト版ではCSV・Excel形式などのデータ出力が不可

4. comnico Marketing Suite

comnico Marketing Suite(コムニコマーケティングスイート)は、ソーシャルメディアマーケティングに特化した株式会社コムニコが提供するソーシャルメディア運営支援ツールです。競合30社まで登録でき、自社アカウントと同じ指標の数値を取得できます。

Instagramだけでなく、FacebookページやTwitterの投稿管理や効果測定もできるので、複数のSNSを利用している企業には利用価値が高いと言えるでしょう。

【費用】
導入費用:10万円
月額費用:5万円 ※3アカウントまで
オプション料金:5000円 / 月(1アカウント追加ごとに料金が発生)

【ポイント】

  • 14日間の無料トライアル
  • 複数社の分析受託の際には割安になる
  • 投稿ごとの日別「いいね数」「コメント数」の取得は不可

5. PONY

PONY(ポニー)は、2016年6月に設立された株式会社パスチャーが提供するInstagram診断ツールです。

フォロワー数、エンゲージメント数、投稿時間など50以上の指標をもとに統計的にまとめてInstagram偏差値を算出できます。ディープラーニングを用いた画像解析技術を用いるなど、他社にはない分析が特徴です。InstagramだけでなくSnapchatでも活用できる点も今後の注目ポイントではないでしょうか。

【費用】
無料(β版)
※ハッシュタグレポート、画像解析レポート、トレンド分析レポートはオプション

【ポイント】

  • 「影響力 / 潜在影響力 / 成長力 / 運用力 / 拡散力」などを偏差値化することで、弱いポイントを把握できる
  • 「ハッシュタグレポート」により属性分析・ネガポジ分析などが可能
  • 画像分析が可能
    例)特定の商品と一緒に写っている写真は何か
    特定のアカウント / ハッシュタグの中で何が撮影されているか
    笑顔の度合い など
  • 現在はスマートフォンからの閲覧のみ対応
  • 取得できる基本的な指標が少ない

6. ICONSQUARE

ICONSQUAREは、Instragramに特化し世界中で使われいているアナリティクスツールです。

フォロワーの推移や過去の投稿時間の統計を調べられるだけでなく、「どの投稿にたくさんいいねがついたか」や「今日誰にフォローされたか」などを一元管理できるため、最初に導入するには最適なツールです。

【費用】
PLUSプラン:$2.40 / 月、$28.8 / 年(約276円 / 月、約3312円 / 年)
ELITEプラン:$14.90 / 月、$149 / 年(約1714円 / 月、約1万7135円 / 年)
CORPORATEプラン:$49.90 / 月、$499/年(約5739円 / 月、約5万7385円 / 年)
※$1=115円で計算

【ポイント】

  • 安価なプランが揃っている
  • 基本的な指標が取得できる(フォロワー数、「いいね」数、コメント数の類型・日別集計が可)
  • 反応のよい投稿を曜日と時間の掛け合わせで表示できるので、投稿タイミングの最適化を図れる
  • ELITEプラン以上でエクセル形式での出力が可能
  • ツールだけでなく問合せやサポート含め英語対応のみ

7. Supermetrics for Google Drive

Supermetrics for Google Driveは、Web解析、ソーシャルメディア、オンラインマーケティングなど、Googleドライブのアドオンで利用できる本格的なビジネスレポーティングシステムです。アドオンを起動させると自動的にスプレッドシートにデータがインポートされます。

Instagramのデータでは、フォロワー数、フォロー数、投稿ごとのいいね数、コメント数の累計取得が可能です。

【費用】
Pro:$49 / 月(約5635円)
Super Pro:$99 / 月(約1万1385円)
※$1=115円で計算

【ポイント】

  • 複数アカウントの設定が可能
  • レポートをメール配信する機能があり、配信周期を日・週・月で選択可能
  • ツールだけでなく問合せやサポート含め英語対応のみ
  • エクセル形式の抽出のみとなり、レポート成形が必要

レポートでは取得できない情報にこそ価値がある?

各社それぞれ提供するInstagram分析サービスには特徴があり、どれがいいか迷うところでもあります。トライアル期間があるものは試しやすいですが、特に注視したい指標を明確にした上で、自社にあったサービスを選ぶ必要があるでしょう。

また、気になる競合調査は情報が膨大ですので、数値を集計するだけでなく、数値を定点的に集計に分析することが重要になってきます。

Instagramは媒体特性からダイレクトに獲得指標を設定するよりも、ブランディングや認知拡大を重視している傾向にあります。Instagramで取得できる限られた数値情報をどのように効率的に取得し、レポーティングするかということは最低限必要ですが、数値情報のレポートでは取得できない情報をいかにキャッチアップできるかに価値が出てくるのかもしれません。

※調査協力:D2C dot Inc. UXデザイン室 米田真理子/プロデュース1部 西野眞人

(記事提供:D2Cスマイル

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株式会社D2Cが運営するデジタルマーケティングの総合オピニオンサイト。D2C社員がそれぞれの専門分野における知見をブログ形式で発信することで、トレンドシフトのはやいデジタルマーケティングの今を集約し、マーケティングに関わるすべての方々に有益な情報をお届けします。

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