「Facebookはおじさんだらけ」ってホント? SNS調査でわかった意外な実態

2017/05/09

D2Cスマイル

FREE
914

新年度が始まり、ここ最近「ソーシャルメディア最新動向」といった記事を多く見かけます。例えば、以下のような記事やデータです。

●【最新版】2017年4月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/

●【2017年4月版】人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ
(Facebook、Twitter、Instagram、LINE)
http://www.advertimes.com/adobata/article/31933/blog.comnico.jp/we-love-social/sns-users-april-2017/

●動画マーケティングに最適なSNSはどれ?
国内5大ソーシャルメディアを徹底比較した、便利なSNSデータ集!
http://www.movie-times.tv/basic/8031/

利用者数の規模、性年代別構成、サービスの特徴などおさえておきたいポイントがまとめられています。

データによると、主要ソーシャルメディアは引き続きアクティブユーザー数を増やしていることと、新機能が追加されユーザー側とマーケティング活用側、両者において用途が広がっていることが確認できます。

今回はこれらの情報をベースに、主要ソーシャルメディアであるInstagram、LINE、Facebook、Twitterのスマートフォン利用について下記の視点で見てみましょう。

  • 属性別カバレッジ
  • 1人あたりセッション数

各ソーシャルメディアの利用イメージはかなり固定化してきていますが、このデータで少し新しい色が加わるかもしれません。

Facebookは中高年だらけ? むしろ年代網羅率No.1

まず最初は、Instagram、LINE、Facebook、Twitterの「属性別カバレッジ」データから見てみましょう。
「属性別カバレッジ」とは、各属性におけるスマホユーザーのうち、各サービスの利用者が占める割合を指します。

「Facebookユーザーって年齢層高いよね、若者は使わないよね」という記事を結構見かけるのであわせて確認してみましょう。

【データ概要】

  • 18歳以上のスマートフォン視聴率データ「Nielsen Mobile NetView:2017年2月度」
  • Instagram/LINEはApplicationレベル、Facebook/TwitterはBrand(Web+Application)レベルにて集計

属性別の前に、スマホユーザー全体におけるカバレッジです。現在の各サービス利用者数のイメージとほぼ同じ傾向・規模感ですね。

Instagram:22%、LINE:79%、Facebook:61%、Twitter:55%。
これを基準に属性別カバレッジを見ていきます。

ここでは、絶対値の大きさではなく「全体」と「各属性」のカバレッジ差という視点でサービス間比較をしてみましょう。全体より±5ポイントの属性に矢印を置きました。ユーザー属性の偏り具合が見えてきます。

・LINEは男女カバレッジに大差(女性が大きい)
・Twitter、Instagram、LINEの順に、若年層(18~29歳)カバレッジの大きさ(年配層カバレッジの小ささ)が顕著
・Twitterは、独身ユーザーカバレッジが大きい(子持ちユーザーカバレッジが小さい)
・学生ユーザーカバレッジが大きい、Twitter、Instagram、LINE。小さいFacebook

若年層カバレッジにおいてFacebookは、規模ではLINE、Twitterに敵いませんが、全体カバレッジの61%を軸として見ると属性の偏りはほとんどなく、現時点での属性網羅状況ではこの4サービスにおいてNo.1であることが分かります。
確認できるのは年代差ではなく、「学生」という社会人とは異なる生活スタイルの属性においてはややカバレッジが小さめである、という事実です。

カバレッジとセッション数が比例しないインスタ、セッション数年代差TOPはTwitter

次は、セッション数です。起動して投稿・閲覧という実利用面での数字は、各サービスどの属性がけん引しているのでしょう。全体の値より±10セッション以上の差で矢印を置いています。

・Instagramは18-20歳がカバレッジ最大だったが、セッションでは全体を下回っている。セッション数の大きさは20代や求職中ユーザーが顕著
・LINEは18-20歳、学生のセッション数が突出。男女差も大きい
・Facebookは18-20歳、学生の値が全体を下回るが、他属性は全体値から大差は見られない
・Twitterは18-24歳、学生・求職中での値が突出して大きい。35歳以上の全年代で全体値を10以上下回り、4サービスの中ではセッション数の年代差が最大

今回は、主要ソーシャルメディアを規模ではなく、サービス内での属性の偏りや属性ごとのアクティブ度が分かる指標を以て比較してみました。実は見えていなかった各サービスの側面も少し見つけられたかと思います。

1年後はどうなっているのでしょう。例にならって、このような指標を定点で追ってゆくのも面白いかもしれません。

(記事提供:D2Cスマイル

<a href='https://www.webprofessional.jp/tag/d2c-smile/'>D2Cスマイル</a>

D2Cスマイル

株式会社D2Cが運営するデジタルマーケティングの総合オピニオンサイト。D2C社員がそれぞれの専門分野における知見をブログ形式で発信することで、トレンドシフトのはやいデジタルマーケティングの今を集約し、マーケティングに関わるすべての方々に有益な情報をお届けします。

Loading...