SEOはまだ終わっていなかった!2016年に取り組むべき6つのトレンド

2016/04/04

Taulant Spahiu

0

Articles in this issue reproduced from SitePoint
Copyright © 2016, All rights reserved. SitePoint Pty Ltd. www.sitepoint.com. Translation copyright © 2016, KADOKAWA CorporationJapanese syndication rights arranged with SitePoint Pty Ltd, Collingwood, Victoria,Australia through Tuttle-Mori Agency, Inc., Tokyo

SEOはもはやマーケティングに重要なものではない」という声を最近よく耳にします。しかし、騙されてはいけません。SEOはまだまだマーケティングに重要な要素であり、多くのWebのスキルと同様、すぐに不要になるものではありません。SEOのルールと検索エンジンアルゴリズムは毎年変化しています。最新の変化についていき、自分のサイトに必要な変更を加える必要があります。

検索エンジンはますます賢くなり、検索エンジンをあざむく巧妙なトリックを使うことは、いままで以上に難しくなっています。2016年のSEOは、検索エンジン向けにWebサイトを最適化するだけではなく、むしろサイト訪問者のためにサイトを最適なものにすることです。

2016年に取り組むべきSEOにについて、次の6つをチェックしておきましょう。

コンテンツマーケティング

そもそもコンテンツマーケティングとは、

顧客を獲得し保持するために、メディアやコンテンツを作成、共有するあらゆるマーケティング活動

のことです。コンテンツマーケティングの目的は、見込み客に価値を示すことにあります。

もし、コンテンツマーケティングのキャンペーンを成功させたいなら、ユーザーに答えを示すことに集中すべきでしょう。すべての文章に意味を持たせ、ユーザーの疑問に答えるべきです。ユーザーの興味を探るために、ちょっと時間を使ってGoogle検索してください。検索結果の上位にあるサイトは、多くの場合ハウツーものだったり、リストポストだったりすることに気づくでしょう。Googleがトップベージにこのような記事を持ってくることには理由があります。それらがユーザーに価値を提供しているからです。

01

文章を書き始める前に、ユーザーが何を欲しているかを考え、彼らの疑問を理解するようにしてください。多くのユーザーが持つ疑問を見つけるには、次のようなサイトが役に立つでしょう。

  • Quora」:Quoraはマーケット調査に役立つもっとも重要な情報源の1つです。ニッチな情報を知りたければ、Quoraを探せば多くの人たちが疑問に思っていることを見つけられます。トピックを価値あるものにし、疑問に答える記事を書いてみましょう。
  • Reddit」:Redditはだてにインターネットのフロントページと呼ばれていません。2億3100万人のユニーク訪問者と3600万人のメンバーがテキスト記事や直リンクなどのコンテンツを投稿し、質問をしています。それだけでなく、Redditにはすべての特定分野や関心に対して、「subReddit」があります。ユーザーが疑問に思っていることを見つけるには最高の場所です。
  • フォーラム:Web上には、さまざまなトピックや特定分野に関する多くのフォーラムがあります。特定分野のフォーラムに寄せられる質問への回答を書けば、(的確な回答であれば、ですが)好感を持って受け入れられることでしょう。

重要なことは、ユーザーが求めていることを正確に理解し、掲載することです。見込み客は、探していた答えを私たちのWebサイトで発見するか、それとも他の検索結果をクリックするか、のどちらかです。もし前者になれば、Webサイトは正しい方向に進んでいることになります。長期間、サイトを正しい方向に運営すれば、Googleの検索結果でもよい位置に表示されるでしょう。

モバイルフレンドリーは絶対に必要

2015年5月から、アメリカや日本を含む10か国で、モバイルでの検索数がデスクトップでのの検索数を超えましたこの傾向が続くことは間違いないでしょう。すべてのWebマスターは、自社のWebサイトをモバイルフレンドリーにしなければなりません。

自社のサイトがモバイルフレンドリーかどうかを確認できるツールは3つあります。Bingの「Mobile Friendliness Test Tool」、Googleの「Mobile-Friendly Test」と「mobiReady」です。ただし、BingとGoogleのツールは、チェックしたサイトがなぜモバイルフレンドリーかそうでないか教えてくれません。もっとも洗練されている、mobiReadyをおすすめします。mobiReadyは、質のよい分析によるレーティングシステムを使っています。サイトのスコアが高ければ、よりモバイルデバイスに質の高いユーザー体験を提供できるようになります。さらに、Webサイトのパフォーマンスが低いときは、何が原因でページの結果が低くなったのか、詳しく教えてくれます。

02

モバイルフレンドリーテストツールでサイトのパフォーマンスを良くするために、次のようなコツがあります。

  • モバイルデバイスに一般的ではないソフトウェアを避ける、特にFlash。
  • 最初からサイトをコーディングしている場合、サイトの反応速度を速くする、またはレスポンシブフレームワークやテーマを使う
  • ユーザーが水平方向にスクロールやズームしなくてもよいように、スクリーンのビューポイントが収まるようにコンテンツを合わせる
  • テキストフォーマットは拡大しなくても読めるようにする
  • 閲覧者が簡単に目的のリンクをタッチできるように、各リンクの間は十分に離す

Webサイト制作にCMSを使っている場合、Googleのガイドを確認してください。

重要:モバイルフレンドリーに最適化すると、Googleのランキングが大きく上がるでしょう。非モバイルフレンドリーの競合相手は、モバイルフレンドリーのサイトに太刀打ちできません。

読み込み時間を速く、結果を向上

読み込みの遅いサイトだけが閲覧者をイライラさせるわけではありませんが、SEOランキングは低下します。トップランキングのページは約1.1秒でロードされますが、人々が途中で投げ出すWebサイトの40%は読み込みに3秒以上かかっています。多くのサイトは恐らくこの2つの範囲の間に収まるのではないでしょうか。自分のサイトのページ速度を分析するために次の確認ツールを使って、改善できることを確認しましょう。

PageSpeed Insights」はグーグルが提供するツールで、サイトの速度問題の調整に便利です。0〜100までのランキングシステムがあり100が最高スコアです。グーグルのPageSpeed Insights特徴は、クリティカルな修正箇所を教えてくれることです。ほかにも改善できることやどのように修正するかについても教えてくれます。

03

YSlow」はブラウザーのアドオンで、パフォーマンス改善の方法を各要素ごとのルールをもとに示してくれます。YSlowのルールにしたがった要素のサイズを知りたいときに非常に便利です。自分のWebサイトパフォーマンスを真剣に考えるなら、YSlowを武器の1つに加えることをおすすめします。Yahoo!の超有能なチームが作ったルールに基づいているからです。

GTmetrix」は、Webサイト速度の向上方法を示す別のフリーツールです。PageSpeed InsightsとYSlow両方が測定したパフォーマンスの問題を示す効果的なツールです。Webサイトのパフォーマンスを測定する滝グラフと他3つのチャートも表示します。さらに詳細な滝グラフ分析には、「Web Page Performance Test」が役に立つツールです。

サイトの表示時間をさらに速くするために、多くの要因について考える必要があります。少し紹介しましょう。

  • CSS、HTMLとJavaScriptファイルのサイズを減らすために 「YUI Compressor」圧縮を使う。
  • サイトのHTTPリクエストを減らす。スタイルシート、スクリプト、画像など読み込む必要のある外部ファイルを減らす
  • サーバーの反応時間の改善。この遅延は通常ルーティングの遅さ、不十分なメモリ、遅いデータベースが原因
  • ユーザーがサイトを再訪問する場合、ブラウザーがページ全体をリロードする必要がなく、いくつかのコンポーネントだけですむように、ブラウザキャッシングを使う
  • 画像を最適化するとき、サイズは大きすぎず小さすぎず、画像の目的に従って正しいフォーマットを使いう。写真はJPEGやPNGが良い

ローカルSEOを忘れないように

Googleのピジョンアップデート以来、ローカルSEOは検索順位の重要な要素となっています。ローカル検索が重要視している地理的位置情報と検索履歴は、検索結果に重要な役割を果たしています。デスクトップからの検索の20%は地理的位置情報を目的としています。モバイルデバイスの場合、これが50%に跳ね上がります。個別化した検索結果の上昇はローカルSEOの上昇と比例します。

ビジネスを位置情報に関連付けるか有効なコツを紹介します。

Googleビジネスページを作成し、事業の説明を加えて下さい。住所の記入やリンクも忘れないようにしましょう。

ローカルSEOを向上する別の重要な要素は、名前、住所と電話番号を自分のサイトに記載することです。TripAdvisorYahoo LocalYelpのようなレビューサイトにも事業内容を作成しましょう。地元のコミュニティに関してや、ニュースサイトまたはコミュニティサイトからインバウンドリンクを得ることも素晴らしいアイデアです。これらのステップなしに、事業がローカルでランキング上位になることはないでしょう。

ローカルSEOについてさらに知りたい方は、次の2つの記事がおすすめです。

 SEOを加速するソーシャルコンテンツ

ツイートがGoogleの検索結果に反映されるようになってから、検索におけるTwitterの価値は急上昇しています。Googleはこれまで以上にハッシュタグ、ツイート、プロフィールをインデックス化しています。SEOに関して言えば、2016年はGoogleとソーシャルメディアが間にある壁を壊すことになるでしょう。

Twitterとグーグルの合意後、正式にTwitterのプロフィールが検索結果トップ3に表示されています。Googleは、その情報を自動的に見つけられるので、Twitterをクロールする必要がありません。

Googleの他に、TwitterはBingやYahooの検索サービスにもデータを提供しています。時とともに、検索エンジンのTwitterのデータの使い方に大きな変化があると思います。

見込み客がソーシャルメディア上でWebページの1つを共有した時、より多くの人がそのページを目にし、一部の人は共有するかもしれません。この行動がインバウンドリンクとメンションにつながり、ランキングに直接影響を与えます。

キーワードは重要、Googleを出し抜こうとはしないこと

WebマスターがキーワードでGoogleを「惑わそう」とする時代はとうの昔に終わっています。今はできるだけ正しい文脈でキーワードを使用することを理解しなければなりません。

Googleハミングバードにアップデートしてから、検索語の特定のキーワードについてランキングを追求する代わりに、文脈をより理解するようになりました。検索語に答えることは全てのSEO戦略に必要不可欠です。少数のフレーズやキーワードに集中するよりも、人々が使うことのできる会話のフレーズが自分たちのサイトを見つけられるようにブレインストーミングしましょう。

キーワード戦略は今でも必要です。役に立ついくつかのキーワード検索ツールを紹介しましょう。Googleの「Keyword Planner」、「SEMrush」と「Ubersuggest」です。これらは人気のあるキーワードやフレーズを見つけ、それらに関係する戦略を作成する時に役に立ちます。キーワード戦略の計画を開始するときは、ロングテールと“隠れたキーワード”にもしっかりと目を向けましょう。

結論

2016年に「SEOは死ぬ」と言っていた人たちは間違っています。彼らは2015年にも同じことを言っていました。2016年のSEOはこれまでの「マジック」キーワードを見つける旧式SEOと同じものではなく、SEOに関わる戦略全体を進化させることを意味します。

今年のSEO戦略は、「ユーザーに価値を提供する」という1つの共通点があるものの、異なるアプローチの組み合わせであるべきです。

(原文:6 SEO Trends to Watch for in 2016

Copyright © 2016, Taulant Spahiu All Rights Reserved.

Taulant Spahiu

Taulant Spahiu

JavaScriptを中核技術としてWeb開発をしています。コンピュータ工学の学士号を取得し、JavaScript、Java、AngularJSを得意としています。暇があると、新しいWeb技術で遊ぶことが大好きなWeb開発者です。

Loading...