ヘビーユーザーも思わず興奮!WordPress 4.7で追加された13の新機能

2016/12/27

Chris Burgess

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リリースされたWordPress 4.7は、最近のアップデートの中でもかなり魅力的なものだったようです。WordPressヘビーユーザーを自認する筆者が解説します。

WordPress 4.7 「Vaughan(ヴォーン)」がつい最近(編注:12月6日)、公開されました。ジャズ・ヴォーカリストのSarah Vaughan にちなんで「Vaughan」と名付けられています。

WordPress 4.6(『Web制作者が最低限押さえておきたいWordPress 4.6新機能まとめ』参照)の最後のリリースからわずか4カ月での登場です。最新版は数々のすばらしい機能を兼ね備えており、WordPressサイトを一層充実できるはずです。WordPressのヘビーユーザーである私は毎回新しい改良点を待ち望んでいますが、今回の4.7は興奮に値するリリースの1つと断言して間違いありません。

本記事では、WordPress 4.7の新機能の概要とサイト更新時にできることを紹介します。その前に、WordPress 4.7の開発に努めたチームへの感謝と尊敬の意を忘れずに。Jeff Paul、Aaron Jorbinと共に、最新リリースに向けチームを取りまとめたHelen Hou-Sandiの尽力によるものです。さらに482人と史上最多の貢献者によってサポートされています。

アップグレード前にWebサイトをバックアップする

WordPress 4.7

WordPress 4.7にアップグレードする前に、必ずWebサイト一式(データベースとファイル)をバックアップしてください。利用しているテーマやプラグインのプロバイダーがWordPress 4.7のサポートについての注意点を告知しているかを確認します。

できれば、Webサイトのアップグレード前に変更点が確認できるように、先にテスト環境かステージング環境でのアップデートを強くおすすめします。

問題が生じた場合は、基本的なトラブルシューティングの手順を試してください。Charles Costaが『Common WordPress Issues and How to Fix Them』にまとめています。公式のWordPressサポートフォーラムも参考にしてください。

WordPress 4.7はメジャーアップデートなので、手動でアップデートする必要があります。

WordPress 4.7 Welcome Screen

新しいテーマ Twenty Seventeenの導入

WordPress Twenty Seventeen

WordPressは毎年新しいデフォルトテーマをリリースしています。今年のTwenty Seventeenはビジネスサイトにとって新鮮かつ完成度の高いテーマで、ヘッダーエリアが広く、背景にフルスクリーンの画像か動画を表示できるのが特徴です。また好みのコンテンツと画像に合わせられるようにホームページに複数のセクションがあります。

http://2017.wordpress.net/」で新しいテーマTwenty Seventeenをプレビューできます。

動画ヘッダー

WordPress 4.7はテーマ内でヘッダーに動画を設定でき、更新もカスタマイザーから簡単にできます。

ワンフローでサイト設定可能

カスタマイザーから、ライブプレビューで変更点を確認しながらテーマ設定できます。

スムーズなメニュー構築

WordPress 4.7ではナビゲーションメニューを作成しながら直接ページを追加できるので、サイトをより簡単に構築できます。メニュー作成後に、追加したページにコンテンツを作成すれば良いのです。

カスタムCSSとライブプレビュー

WordPress 4.7のすばらしい新機能の1つはカスタマイザーからカスタムCSSを直接追加できることで、公開前に変更箇所をプレビューできます。

WordPress 4.7 Custom CSS

ユーザー管理用言語

母国語が異なるサイト管理者が複数いる場合にうってつけの機能です。サイトの初期設定でWordPressのダッシュボードの言語を変更したい場合は、ユーザープロフィールから変更できます。

PDFサムネイルプレビュー

メディアライブラリー内のPDFはこれまでのデフォルトのアイコンに代わり、最初のページのサムネイルプレビューを表示できるようになりました。

開発者向けの機能

REST APIコンテンツエンドポイント

投稿、コメント、ターム、ユーザー、メタ、設定用のREST APIエンドポイントがサポートされています。REST APIエンドポイントのサポートによって、外部からWordPressにアクセスする、便利で新しい方法が使えるようになりました。WordPressのREST APIについて詳しくは『WP API – Using the WordPress REST API』を参照してください。

WP_Hook

WordPressのアクションやフィルタのコードが大幅に見直されています。バグもいくつか修正されています。

カスタム一括操作

一括編集・削除以上のことがリストテーブルでできるようになりました。

テーマAPIのアップデート

テーマ開発者向けのWordPress 4.7の新しい機能、フック、動作を確認してください。

設定登録APIの改良

register_setting()が改良されて4.7からはタイプ、ディスクリプション、REST APIの情報も設定できます。

投稿タイプテンプレート

ページテンプレートの機能がすべての投稿タイプに展開されたので、テーマ開発者にとってさらに柔軟性が高まりました。

最後に

WordPress 4.7についてさらに詳しく知りたい人はWordPress Codexリリースノートを参照してください。

先日フィラデルフィアで開催されたWordCamp US2016で、Matt Mullenwegは(恒例のState of the Wordのプレゼンテーションの中で)次の2017年のWordPressはこれまでと異なり、メジャーリリース日を事前に決めずにリリースされることになるだろうと話しました。

※この記事のオリジナルはSitePointのWordPress Newsletterに掲載されました。

(原文:What’s New in WordPress 4.7

[翻訳:和田麻紀子/編集:Livit

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Chris Burgess

Chris Burgess

昔からずっとオタクで(認めざるを得ません!)、20年以上IT業界に携わっています。デジタルエージェンシー会社のClickifyを共同創立し、開発者とマーケティング責任者と最高のチームで仕事をしていて、SitePointのWordPress編集者でもあります。情報に敏感で最新のWebテクノロジーを熱心に追い続け、オーストラリア・メルボルンで開催される多くのテック系イベントに参加しています。詳細は、彼のWebサイトchrisburgess.com.auで。

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