海外デザインライターが注目する「Behance」でフォローしたいクリエイター7人

2017/09/28

Gabrielle Gosha

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世界中のアーティストやデザイナーが作品を公開しているアドビのデザインコミュニティ「Behance」。デザインライターのGabrielle Goshaが、創造性を刺激するアーティストとデザイナー7人を紹介します。

Adobeのデザインコミュニティー「Behance」

Bob Dylanの名言
「インスピレーションはなかなかやって来ない。見つけたらすぐにつかまえるべきだ。」

ビジュアルデザインやUX改善などをしているときに、どうしてもこれといったデザインが閃かないことがあると思います。そんなとき、数回クリックするだけでデザインのインスピレーションやクリエイティブなソリューションを見つける方法があります。金鉱の1つがAdobeのデザインコミュニティーBehanceです。

BehanceはDribbbleと比較するとグローバル市場をより広くカバーしています。写真、イラスト、アート、デザインなど分野ですばらしいBehanceプロジェクトがあり、デザインのヒントがたくさん見つかります。この記事で紹介するアーティストやデザイナーは氷山の一角で、ほかにも優れたデザイナーが多数います。Behanceの検索機能を使えば指定した条件に合致するデザイナーを検索できます。

メモ:ビジュアルデザインに興味があれば、インスピレーションの宝庫「Dribbble」でいまフォローしたいデザイナー12人も読んでください。

1. Claudio Araos Marincovic

Claudio Araos Marincovic on Behance

  • 専門:アートディレクション、グラフィックスデザイン、イラストレーション

アートディレクションは、WebデザインのUIやUXでは重要視されませんが、映画やアニメ、ビデオゲーム、広告などのマーケティング分野では、効果的なビジュアルデザイン作成やブランドイメージ構築に欠かせない要素です。

チリ在住のアートディレクターClaudio Araos Marincovicは、この領域のエキスパートです。独特のスタイル解釈や概念的なレンダリングは見た目に美しいだけでなく、ビジュアルアーティストの手本にもなります。Marincovicは多くの分野で活躍していますが、特筆すべきはHBOやTVN、ABCでの作品です。

Showtime — Masters of Sex Titles by Claudio Araos Marincovic on Behance

2. Dennis Schafer

Dennis Schafer on Behance

  • 専門:モーショングラフィックス、UI・UX、アートディレクション

モーショングラフィックスやCGアニメーションは、Dennis Schaferが得意とする分野です。Schaferはドイツのミュンヘン出身で、独学でアーティストになりました。彼の作品を見ると、人目をを引くSFビジュアル(通常はアニメーション)の作成には、意志の力、活き活きとした想像力、細部への注意力が必要だと分かります。アートディレクションやコンセプトの具現化、インターラクションデザインなどSchaferのスキルは幅広く、複雑なアイデアを形にする仕事で活躍しており、その中でも2017年のフォルクスワーゲンモーターショーでの作品が有名です。

  • 注目のプロジェクト:URBS

URBS by Dennis Schafer on Behance

3. Osborne Macharia

Osborne Macharia on Behance

  • 専門:コマーシャルアート、写真

優れたWebデザイナーは写真が秘める力を知っています。優れたアーティストはレンズを通して魅力あるイメージを写す術を持っています。ケニア人のOsborne Machariaは独学でアーティスト・写真家になりました。「アフロフィクショナリズム」と呼ぶスタイルで、フィクションとアイデンティティー、文化を融合して、鮮やかな色、強い光、ビジュアルストーリーテリングを混ぜ込んで、ストーリーを伝えます。

  • 注目のプロジェクト:MAGADI

MAGADI by Osborne Macharia on Behance

4. Yungsub Song

Yungsub Song on Behance

  • 専門:モーショングラフィックス

モーショングラフィックスは、Phantom HUDやモバイルアプリの風変りなアニメデザインに限らず、ストーリを伝える要素にもなります。中でも韓国のモーションアーティストYungsub Songが得意とするのは、タイトルの表示です。Yungsubの才能は、ウエストワールドやアメリカン・ゴッズのメインタイトルアニメーションや、ファークライ プライマルトレーラーの色使いに見られます。ほかにもYungsubはフリーランスとして多くの業績を残しています。

American Gods by Yungsub Song on Behance

5. Andrew Archer

Andrew Archer on Behance

  • 専門:イラストレーション、アートディレクション、グラフィックスデザイン

静止画がアニメーションより雄弁な場合もあります。イラストレーターAndrew Archerの領域です。エネルギッシュな作品からソフトパステルな作品まで変幻自在の折衷スタイルは、一見の価値ありです。Archerは独特のスタイルを持っていますが、イラストレーターなら違和感はないでしょう。日本の浮世絵や80年代のテイストをうまく取り入れ、ユニークさを発揮しています。NikeやESPN、Adobe、EMI Music、Rolling Stoneなどの多くの有名ブランドのデザインを受け持った理由もわかります。

Edo Ball by Andrew Archer on Behance

6. Tavo Santiago

Tavo Santiago on Behance

  • 専門:イラストレーション、デジタルアート、キャラクターデザイン

インスピレーションが枯渇するとキャラクターのデザインはできません。メキシコ生まれのTavo Santiagoに、その心配はなさそうです。美しい配色のサンティアゴ風スタイルは大胆かつ奇妙で、デジタルと伝統的な手法の両方が駆使されて、ときにはメキシコ文化がミックスされています。どんなデザイナーでもTavoから学ぶことがあるでしょう。

Aguamala Clothing by Tavo Santiago on Behance

7. Paloma Rincon

Paloma Rincon on Behance

  • 専門:フォトグラフ、アートディレクション

ルールを定めて自分が納得できる仕事だけをするPaloma Rinconは、かわいい写真を撮るだけのフォトグラファーではありません。IkeaやPlaystation、Esquireなどのブランド向けの仕事から、個人的なプロジェクトや実験的な取り組みまで、Rinconは広い守備範囲を持っています。それでも失敗作は見当たらず、賞賛に値する作品ばかりです。

Various Beverage Companies — Thirsty by Paloma Rincon on Behance

(原文:7 Astonishing Artists and Designers to Follow on Behance

[翻訳:内藤 夏樹/編集:Livit

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Gabrielle Gosha

Gabrielle Gosha

グラフィックデザインおよびアニメーション、写真を専門にしているクリエイターです。

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